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広告効果の可視化に欠かせないコンバージョン タグの設定方法

2024年5月1日 記事
コンバージョン タグの設定による効果の可視化

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この記事でご紹介する内容

マーケティング戦略において、広告施策の効果を可視化することは非常に重要です。それにより、費用対効果の計測はもちろん、どのようなメッセージやコミュニケーションがユーザーの態度変容を促すのかといったユーザー インサイトを把握して、PDCA サイクルを回すことで、スピーディに広告効果を向上させることができます。

この効果の可視化に欠かせないのがコンバージョン測定です。コンバージョンとは、購入や申し込み、登録、アプリのインストールなど広告施策で目的とするユーザー アクションを指します。

今回は、Google 広告でコンバージョンが測定される仕組みや、測定方法について解説します。

コンバージョン測定とは

マーケティングの一環として実施される広告施策の多くは、対象となるユーザー消費者に、ビジネスの最大化に価値のあるアクションを求めます。 たとえば、EC サイトであれば商品の購入、企業向けサービスであればサービス資料のダウンロード、保険事業であれば見積もり、そしてアプリ ビジネスであればインストールなど、ビジネスによって求めるアクションは異なるでしょう。しかしこれらはそれぞれのビジネスにとって非常に価値のあるアクションであり、広告からこれらのアクションに至ることをコンバージョン」と呼びます。

そして、そのコンバージョンを測定することで広告の効果、つまり広告のビジネスへの貢献度を計測することが可能です。

Google 広告でコンバージョンを測定する仕組み

Google 広告ではコンバージョン トラッキングによってコンバージョン測定ができ、さまざまなトラッキング方法に対応しています。

トラッキング可能な主なコンバージョン アクション以下のおりです。

  • ウェブサイトでの行動
    ウェブサイト上で完了する購入や申し込みや資料請求などの行動

  • 電話による問い合わせ
    広告からの直接の問い合わせやサイトに掲載された電話番号への問い合わせ、モバイルサイトでの電話番号のクリック

  • アプリのインストールとアプリ内アクション
    スマートフォン アプリのインストールや、アプリ内での購入などの特定の操作

  • オフライン コンバージョン
    オンライン広告に接触し、実店舗での購入などオフラインで発生したユーザー行動
    (たとえば、ユーザーが広告をクリックしてオンライン フォームを記入し、後に実店舗で契約した場合などに関する自社データを、計測ツールにインポートすることで、オンライン広告の効果を可視化することができます。
    * 実施には別途設定が必要になります。詳細はこちらご覧ください。

  • ローカル アクション
    広告と接触後に、Google の位置情報に基づく広告やサービスに表示されるウェブサイトのリンクがクリックされるなど、実店舗に直接関係する広告に対するユーザーの行動です。

オンライン上でトラッキングできるコンバージョンのうち、Google 広告専用の電話番号を利用したコンバージョン トラッキングや、Google Play を介したアプリのダウンロードとアプリ内行動には、トラッキング用のコード追加などは必要ありません。それ以外のオンライン コンバージョンのトラッキングには、ウェブサイトもしくはアプリのコードに Google タグ、またはコード スニペットの設定が必要です。

Google タグを設定することで、ご利用の Google 広告アカウントにデータを送信して、ウェブサイトと広告の効果を測定できます。

Google タグを活用したコンバージョン トラッキングの仕組みについて、詳しくはこちらご確認ください。

コンバージョン トラッキングの仕組み

Google タグをウェブサイトに設定する

Google 広告でのコンバージョン測定にあたり、まず計測対象となるウェブサイトに Google タグを設定しましょう。

Google 広告の管理画面のほか、Google アナリティクス 4 または Google タグ マネージャーでも設定が可能ですが、今回は Google 広告を利用した方法をご紹介します。

Google タグの設定について、詳しくはこちらまたは動画ご覧ください。

Google 広告のコンバージョン タグを設定する

Google 広告でコンバージョン トラッキングを利用するには、まず管理画面でコンバージョン アクションを作成します。

次に、コンバージョンとして計測するアクションを設定します。
サイト アクセスなど特定のページの読み込みをコンバージョンとする場合は、URL を指定することで、計測が可能です。
ボタンやリンクのクリックといったページ上のアクションをコンバージョンとして設定する場合は、タグによって収集されるコンバージョン アクションを指定して設定できます。
コンバージョン アクションの設定方法について、詳しくはこちらご確認ください。

すべての設定が完了したら、コンバージョン トラッキングが行われているか確認をしましょう。

確認の手順は以下の通りです。

  1. Google 広告の管理画面で目標アイコンをクリックします。
  2. セクション メニューで「コンバージョン」プルダウンをクリックします。
  3. 「概要」をクリックします。
  4. コンバージョン アクションの表の「名前」列で目的のコンバージョン アクションを探し、同じ行の「ステータス」列を確認します。

コンバージョン トラッキングの確認について、詳しくはこちらご参照ください。

Google 広告でコンバージョン アクションを設定する方法

まと

コンバージョン測定は広告の効果最大化に欠かせません。
広告の目的に対して正しいコンバージョン アクションを設定し測定することで、費用対効果や広告クリエイティブ、メッセージの最適化が可能なだけでなく、ユーザー インサイトを把握する一助になります。
また、コンバージョン アクションを設定し測定することで、Google AI を活用した自動最適化を利用できます。コンバージョン タグを活用し、Google 広告をビジネス最大化にお役立てください。

Google タグの設定方法、コンバージョン アクションの設定方法などについてご質問がある場合は、サポート担当までお気軽にご連絡ください。コンバージョン アクションの考え方から測定のための環境設定やあなたのビジネス目標や開発環境に合わせて、専任のサポート担当が丁寧に対応いたします。また、アカウントの設定もサポート担当と一緒に行うことができます。

今日から早速始めてみよう

アカウントを作成して予算を設定したら、広告文や素材を準備し、広告掲載先を決めましょう。