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成功事例: 自動入札とインテント マッチの導入で、コンバージョン数 69% 増加を達成した東晶貿易

2022年4月7日 成功事例
取材に応じてくれた森 俊貴 様

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成功事例

金融・人材・教育など、さまざまな業界のインターネット メディアを複数展開する東晶貿易。同社が運営する最も大きなメディアの一つ「キャリアガイド」では、Google の検索広告を手動入札かつ完全一致で運用していましたが、市場拡大や競争激化によるコンバージョン数と ROAS の伸び悩みを解消する方法を模索していました。

そこで自動入札導入に加え、完全一致とインテント マッチという異なる検索広告キーワードのマッチタイプ併用するという 2 つの施策を開始しました。数値は改善傾向にあったものの、目標に近づく更なる打ち手として、すべてインテント マッチでの運用へ切り替えることにより、ROAS を維持しながらコンバージョン数を 69% 増加させることに成功しました。

+69%

施策実施後のコンバージョン数

+76%

コンバージョン値の増加

-50%

広告運用投下時間の削減

紹介企業について

金融・人材・教育など、さまざまな業界のインターネットメディアを複数展開する東晶貿易。リスティング・SEO のノウハウを活かした集客力を強みとして、金融・教育・人材向けのメディアを展開し、近年はフリーランスで働く方とユーザーを結びつけるマッチングサービスへも参入し、事業の幅を広げています。

伸び悩むコンバージョン数と ROAS の改善を目指して

これまで、同社の中で最も大きなメディアの一つ「キャリアガイド」では、Google の検索広告を手動入札、かつ完全一致で運用していましたが、市場拡大や競争激化により、コンバージョン数と ROAS が伸び悩んでいました。

そこで、広告運用全体の方法を抜本的に見直し、これまで同社が確立した運用方法の良い部分だけを残しつつ、伸び悩みを解消する新たな方法を模索していました。

「インテント マッチ 100% に切り替えるだけで、こんなに成果が出るとは思っていませんでした」

森 俊貴 様(東晶貿易株式会社 メディアソリューション部 部長)

自動入札とインテント マッチを導入後、さらにインテント マッチ 100% に切り替え

その状況を打開するため同社は、 Google の推奨設定を採用し、目標広告費用対効果の設定による自動入札、完全一致とインテント マッチの併用という 2 つの施策を開始。その結果、目標の数値は改善傾向にあったものの、もう一段階向上させる必要がありました。

そこでさらなる打ち手として、完全一致とインテント マッチの併用から、すべてをインテント マッチでの運用に切り替えることに。「インテント マッチ 100% で運用することはかなりのチャレンジだと感じていましたが、始めてみると、こちらの想定内のクエリに対して広告表示できていました」と森様は振り返ります。

コンバージョン数が 69% 増加し、より重要な業務への時間捻出にも成功

その結果、インテント マッチ 100% に切り替える前後で比較すると、ROAS を維持しながらコンバージョン数を 69% 増加させることに成功。利益の増加だけでなく、当初掲げていたコンバージョン数と ROAS の目標値も達成することができました。

また、自動入札のメリットとして「今まで広告運用に投じていた時間の 50% を削減できたことにより、情報収集や組織のマネジメントなど、より重要な業務に使える時間が増えました」とメディアソリューション部部長の森様は語ります。

まと

「成功のために重要なのはまず、導入前に、社内でコンセンサスを取っておくことだと思います。競合動向や成功事例をもとに、自動化へシフトする意義や想定リスク、得られる成果について共有しておくことで、上層部や関連部署に不安を与えることなく、導入を進めることができました」と森様は語ります。

「 2 つ目は戦略と期間をしっかり決めた上で始めることです。自動入札では、学習上、適切なアカウント構造で適切な期間、広告を出稿していく必要があります。短期的な広告成果の変動で判断するのではなく、ベストプラクティスに沿って戦略と期間を決定し、最終的なデータで判断すべきだと考えております」と成功の秘訣を述べました。

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