千葉県内に 3 つの教場(成田・都賀・蘇我)を構え、小中学生を対象とした学習指導を行う教育プラザ。「できるまでとことんつきあう」を合言葉とした学習体制の構築、塾生や卒業生がいつでも顔を出せるアットホームな雰囲気づくり、そして親子参加型企画やアプリを用いた保護者とのコミュニケーション強化など、自社内で工夫をこらしながら、「地域に根差した学習塾」を目指した教室運営を行っています。
同社では、これまでデジタル広告以外の広告を利用していました。しかし、広告費に対する効果が目に見えづらかったことや、コアターゲットである 30〜40
代の生徒の保護者にうまく訴求ができず、広告が集客につながっていないという課題を抱えていました。そして、従来の方法では改善策を講じるためのデータ収集が難しく、費用対効果がなかなか改善されず、広告の効果を実感できない状況に直面していました。 また、社内業務を独自に内製化していることもあり、広告の運用や最適化に人員を割くことが難しかったことも問題だったといいます。
代表である齋藤様は、効果が見えづらかった今までの広告宣伝のやり方を改善しようと、デジタル広告の活用を検討しました。そして、新たな施策として運用を決意したのが、 Google 広告の検索広告(リスティング広告)です。
Google 広告について調べてみたきっかけは、Google ビジネス プロフィールの仕様が変更になった際だったといいます。SEO
対策として、ホームページの見直しに加え、Google
アナリティクスをユニバーサル アナリティクス
プロパティから、Google アナリティクス 4
への切り替え対応も行われていました。その際に、Google
広告についても色々と調べてみると、思ったよりも簡単にできそうだと気づき、やるなら年度内で予算を取ってチャレンジしてみようと考えたそうです。
当初は、設定方法や費用感が分からないという不安がありましたが、Google
広告の専任のサポート担当を活用しながら、キャンペーンやキーワードの設定を進めていきました。さらに、サポート担当から「1
か月経過して
Google の AI
の学習が終わったら、より新規問い合わせ(コンバージョン)を獲得できる方向に移行する費用設定にしましょう」という提案を受け、効率的な予算戦略を立てました。
初期設定を終えると、デジタル広告とデジタル広告以外の既存の広告の効果を比較するために、成田・都賀の教場は Google
広告と既存の広告を並行しての運用を、蘇我教場では Google
広告だけの運用を開始。齋藤様は「Google
広告の実施期間として設定した 2023 年
12 月から 2024 年 3 月は、ちょうど年度替わりのかき入れ時なので、新しい施策は賭けでもありました。しかし、運用を開始してから数日で良い結果が得られ、1
か月経ったところで新規問い合わせ(コンバージョン)を重視した費用設定にすると、かなり効果が出ることが分かったので、 3
月までチャレンジしてみることにしました」と当時を振り返ります。
Google 広告の運用開始後、わずか 4 日で初期の段階の目標であった 40%
を達成。コンバージョン獲得に戦略の舵を切った後も、そのままの勢いで広告は好調に効果を上げ、12
月〜3 月の WEB サイトへの訪問者は、前年の同時期と比較して 175%
に増加しました。さらに、コンバージョンの数値が向上しただけでなく、実際の入塾者数も前年から 260%
まで急増。また、単月比較の売上も 112%
に増えました。「どうして、例年に比べてこんなに増えているの?」と社内から声が上がるほどの効果だったといいます。
こうしたデジタル広告の成功の裏には、効果的なターゲティング
= エリア設定がありました。齋藤様は「Google
広告でエリアを設定できることは知っていましたが、市区町の単位や駅からなどではなく、『狙った場所を中心に広告の配信範囲』の設定ができるのは驚きでした。興味がありそうな潜在顧客が実際にいるエリアに配信できたのは非常に便利でしたね」と語ります。
また、キーワードの見直しや、キャンペーンの費用調整によるコンバージョンの見込み算出など、Google
の AI からの提案のおかげで、どんどん結果が良くなっていったといいます。「Google
の AI からの提案で、日々広告がブラッシュアップできたことも心強かったです。改善に人手が必要なく、しかも的確な提案ですから、私にとって優秀なビジネス
パートナーと言っても過言ではありません」と、齋藤様は笑顔を見せました。
「ここまで効果があるとは想像していませんでした。もっと早くやっておけばよかったなと思います」と話す齋藤様。個別にエリアを設定した 3 つの教場の中でも、特にクリック数とコンバージョン獲得数が顕著だった蘇我教室では、2024
年 4 月以降もデジタル広告以外の既存の広告を止めて Google
広告のみに絞って運用していくことを決断しました。
Google の AI が、リアルタイムに、無駄なく、効率よく、どんどん自分たちの状況に合わせた提案をしてくれたこと。そして、それをもとにした改善により、いい結果につながっていったことに、今後も大きな期待を寄せています。
最後に齋藤様は、「まだ、今は Google
の AI からの提案やサポート担当の方からのアドバイスに頼り切るのではなく、自社の状況と照らし合わせながら、常に効果的な広告宣伝が発信できるように自分の考えを加えています。しかし、1
年、2 年と使い続けていくなかで Google
の AI がどんどん学習し、その時々の状況に応じたもっと高い精度の提案を出してくれるようになることを想像すると、すごく楽しみですね」と、語りました。
Google 広告の導入の際には、この事例のように専任の担当がサポートします。広告開始に役立つ具体的なアドバイスの提供から最新の運用方法のご紹介、キーワード設定、最適な予算まで一緒にチェックしますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。もちろん、ご相談は無料です。
質問がある場合はサポート担当までお気軽にご連絡ください。