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自社 EC 売上を 7 倍に拡大した株式会社井野屋

2022年6月13日 成功事例
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1:06

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成功事例

革製品を製造販売する株式会社井野屋では、より優れた商品を生み出すために自社販売に注力することを決意。卸売りの割合を減らし、EC サイトを立ち上げました。ターゲット層はモバイルで情報収集を行うことが多いため、知ってもらうきっかけをつくるためにも検索広告を導入しました。この結果、EC サイトの売上高は約 7 倍に増加し、店舗のない地域でも売上を伸ばすことができました。

2 倍

広告開始前後の EC サイト売上年間比較

7 倍

EC サイト売上単月比較の最大値

2 倍

WEB サイトの滞在時間

紹介企業について

株式会社井野屋では、レザーバッグブランド 「SLOW」など、複数ブランドの生産・販売を手掛け、実店舗も運営しています。 ターゲットとなる顧客のニーズを多角的に検証することで、開発から生産、流通、販売、さらには企業理念や経営ビジョンに至るまで、組織として “一貫性” を持ったブランドマネジメントを構築しています。

課題

「これまでは、他社への卸売が売上の中心となっていました。しかし、より良い商品を作るためにも、自社販売に注力したいという思いから、4〜5 年前に自社 EC サイトを立ち上げ、運営してきました。」と同社 SLOW & CO Director・ 深田 義人様は当時を振り返ります。

「デジタルマーケティングによる発信は直営店に来てくれているお客さんの要望だけでなく、直営店のない地域の人にも自社製品の良さを伝えたいとの思いから開始しました。」と同社 SLOW & CO マーケティング担当の田中 佳祐様も思いを語りました。

最初は半信半疑でしたが、こんなに早く、売上が伸びるとは思わなかったです。

株式会社井野屋 SLOW & CO Director 深田 義人 様

解決策

同社は、コロナ禍の影響もあり、 EC サイトにさらに力を入れるために、オンライン広告を開始しました。

そこでまず課題だったのは、既存のコンテンツでした。まずはホームページを見ていただいた方に有益な情報を届けられるように全商品のラインナップの掲載や直営店の有意義な情報などを整理することから始めました。次に力を入れたのが、Google 広告の検索広告です。

深田様は当時「私は専門外なので、売上が伸びるのか全く確信はありませんでしたが、とりあえずやってみようということで始めました。」と振り返ります。

まずは、少額でもしっかり年間を通して継続することを意識し、初年度と次年度の目標を立て運用しました。運用するにあたり、月に 1 回、その月末に情報を見て精査し、来月の運用金額とワードの選出を毎月行いました。今では「新作商品の入荷」や「日本製にこだわって制作」といった特徴を意識してワードを入れるように工夫してます。

結果

EC サイトの売上が約 7 倍に増え、実店舗での売上も増加しました。また、実店舗のない地域においても、より多くの顧客が同社の商品を購入できるようになりました。

Google 広告開始前には 15 秒程度だったホームページの滞在時間は、広告開始後には倍の約 30 秒になり、ブランド認知の拡大に繋がったことを実感。また、 Google 広告を通じて、閑散期にも商品が売れるようになりました「Google 広告を見て足を運んでいただいたっていうお声もいただきました。きっかけがやっぱり増えているなっていうのは凄く体感的にはありました。こういう物販って繁忙期とか閑散期とかあるんですけど。閑散期のタイミングに売れている時は凄く、結果が出始めたなって凄い思いましたね。」と田中様は確かな手応えを感じています。 「統計が取れてきているので、こういう商品だったらお客様は喜んでいただけるだろうっていうアイテムが分かってきているんですよね。そういう物を魅力的に伝えるためにいろんな提案をディレクターにさせていただいて、商品開発にもそれが活かしていただけているのかなっていうのはありますね。」と意外な発見もあったと田中様は話します。

株式会社井野屋が活用している検索広告

まと

「直営店のない地域にお住まいのお客様に、ひとつの直営店みたいな気持ちでうちのホームページに来てもらい、お客様の希望に沿うような物が買えるというのが理想です。今までそこに対して注力できていなかったので、Google 広告を使うことでそれが補えているのかなって思いますね。」と田中様は確かな手応えを感じています。

「自社の商品に自信があって商品もきっちり良い物を提案しているんだけどとか、記事とか一生懸命書いているんだけどっていう方は、まずは少額でも良いので Google 広告を使ってみると、何かしらの改善点が見えてくるんじゃないかと思います。検索している人はたくさんいらっしゃるんで。そういう人に少しでも気付いてもらえるきっかけにはなるんじゃないかなと思います」と田中様は語ります。

株式会社井野屋 田中 佳祐 様

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